他人の口笛はとても迷惑で不快 / なぜ他人の口笛をうざく感じるのか考える

whistle3 サラリーマン悲喜こもごも

同じ職場の人間で、事務所でよく口笛を吹いている人間がおりまして、ここではA君とします、そのA君の口笛は前々から不快に感じていたのですが、なぜA君の口笛が不快に感じるのか自分でもよくわからずモヤモヤした日々を過ごしていました。なので今回はなぜ他人の口笛が不快に感じるのかについて考えていきたいと思います。

ついでに申し上げるとこのA君、仕事がよほど好きなのか仕事が遅いのか知りませんがよく会社に泊まっています。そして朝、みんなが出社してくると起きてきて、これ見よがしに事務所で歯を磨きだします。その歯磨き粉のにおいを事務所中のみんながかがされることになります。この件についても後半で考えていきたいと思います。

では、まず最初に「口笛 迷惑 不快」で検索してみることにしました。

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ほぼテロ行為 防ぎようのない“口笛攻撃”

私以外に他人の口笛を不快に思っている人が意外に多くてビックリしました。

そして自分の感覚がおかしくなかったことも確認できて一安心です。

やはり職場での勤務時間中の口笛は非常識ということで決着がついたかと思います。

では 「口笛 迷惑 不快」で検索してみた結果を少し見てみたいと思います。

・業務に必要な会話や生理的に防ぎようのない音と口笛はあきらかに違う

・人にとっては騒音でしかない

・マナー違反どころか業務妨害

などなど、いろいろ出てきました。

口笛だけでなく、ため息・舌打ち・ボールペンをポキポキ鳴らすなど、周りの人が気にする“音”は多いようです。私もまったく同感で、他人の出す音がやたらと気になってしまう性格で、「自分が気にし過ぎなのだろうか?」と思っていましたが、世の中不快に感じる人が多くいらっしゃるようで安心しました。

というのも、うちの職場では先程から登場しているA君を誰も注意しません。
私より10歳以上年下なので注意してもいいのですが、部署が違うため近くにはいますが上下関係は薄いです。なので特に注意することもせず、また、A君の上司もそういうことには無頓着なようで注意しません。
また、A君の癖なのかわかりませんが、“しゃっくり”も異常に多く「絶対わざとだろう」というくらい毎日のようにしゃっくりをしています。
なぜ、「わざとだろう」と思うかというと、ほぼ毎日、30分に1回は出ているしゃっくりが全体会議などのちょっと緊張するような場面では絶対に出ないからです。
A君は普段の業務中はリラックスしているのか、口笛を吹くかしゃっくりをしています。

私はそれが気になって仕方がなく、どうしようもなくなるとその場(自分のデスク)を離れ、別の場所で仕事をします。まさに業務妨害ですね。
「注意すればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、言ってわかるようならそもそもオフィスで業務時間内に口笛を吹かないでしょう。どうせ言ってもわからないし、「何がいけないんですか?誰からもそんなこと言われませんけど」などと言ってきたら面倒なので注意しません。私の部下でもないですし。
私が一番気になるのは口笛の“音”そのものよりも、なんで周りを不快にさせていることに気付かないんだそう?ということです。なんでそこまで周囲への配慮ができないのか不思議でたまりません。A君はもう30歳を越えています。

なぜ【職場での口笛はマナー違反】か深堀して考えてみる

逆に、なぜ私は職場で口笛を吹かないのか、というのを考えてみました。

もし私が職場で口笛を吹くとしたら次の条件をクリアしている必要があります。

1.楽勝の仕事の時で、
2.納期にも心にも余裕があり、
3.周りに誰もいない(特に上司)状況で、
4.かつ口笛を吹きたい時

だと思います。

一つずつ見ていきましょう。

1.楽勝の仕事の時

そもそも、仕事に“楽勝”というものはあるのでしょうか?
どんなに簡単に思える仕事でも、 《一つ間違えば大事故》みたいな状況がいつも隣り合わせであるような気がします。
もしかしたら、本当に楽勝な仕事というのもあるかもしれません。ミスをしても誰にも迷惑をかけない仕事があるかもしれません。残念ながら私はそういう仕事をやったことがないので、常に仕事は緊張感の中でやっています。
なので、この1.の条件がまずクリアできそうにありません。

2.納期にも心にも余裕がある時

どんな仕事でも締め切りというのはあると思いますが、納期に余裕がある時、というのはあり得ます。
ただ、Aという仕事の納期に余裕があっても、BやCという常に他の仕事が入ってきたりしますので、完全に納期に余裕があるという状況はなかなかありません。
また、1.の理由から常に《一つ間違えば大事故》みたいな状況が予想されるので、心に余裕があるという条件もなかなかクリアできそうにありません。

3.周りに誰も(特に上司)いない状況

自分の口笛を社内の誰かに聞かれた時に、下手だの、音痴だの、古い曲だだの、なんの曲かもわからないなどと思われたくもありません。同僚がいる状況でも部下がいる状況でも新入社員しかいない状況でも聞かれたくありません。まして上司がいる状況でなど考えられません。
注意深く周りを見渡して、事務所に自分一人しかいないのを確認した上で吹くかどうかです。でも扉の向こうに誰かいるかもしれない、などと考えだしたら落ち着いて口笛なんか吹けません。どこかの河川敷にでも行って口笛を吹いた方がマシです。
ということで、この条件もなかなかクリアできそうにありません。

4.自分が口笛を吹きたいと思った時

仮に1.~3.の状況をクリアしていたとしても、これまでいろいろなことを考えてしまっているので、あえて職場で口笛を吹こうとは思えないのではないでしょうか。どうしても口笛が吹きたい、口笛が大好きだ、という人間でもないので、職場で自分が口笛を吹くことはないと思います。

これらのことから考えてみると、職場で口笛を吹く人というのは、
仕事が楽勝で、切羽詰まった状況ではなく、納期にも心にも余裕があり、周りからどう思われようとお構いなしで、口笛を吹きたいから吹いている、のだと思います。

本人がどういう心境で口笛を吹いているのかはわかりません。
もしかしたら本人はとても焦っていて、気持ちを落ち着かせるために口笛を吹いているのかもしれません。
ですが、そんなことは関係ありません。

大事なのは周りの人がどう感じるか、です。

少なくとも私の部下が仕事中に口笛を吹いていたら、「ずいぶん楽な仕事をさせてしまっているな、かなり余裕がありそうだな、言われたことだけやっていて自分からもっと高度な仕事にはチャレンジしないんだな。そして周りに迷惑掛けているのもわからないんだな。」という印象を持つでしょう。そして、口笛が吹けなくなるくらいの仕事をやらせると思います。

こんな余裕ぶっこいてて、ケアレスミスなどあったら、そりゃそれなりの評価がされるわけです。

社長の前では口笛を吹かない

従業員11人の小さな会社ですが、A君は年齢的にも社歴的にも下から3番目。

つまりA君の後輩は2人。先輩は8人いるわけです。

先輩や上司も気にせずいつも口笛を吹いている印象のA君ですが、さすがに社長の前では吹きません。

社長はあまり会社におらず、不在なことが多いので印象としてはいつもA君の口笛が聞こえてくる感じなのですが、そんな社長がたまに出社して事務所にいるときはA君は口笛を吹きません。しゃっくりも止まります。

これは一体どういうことなんだ?と考えをめぐらします。

まぁ、すぐに答えはでましたが。

要するにA君は「社長以外の人のことはナメている」ということになると思います。
それも明確な意思を持ってナメているわけではなく、無意識にナメていると思います。

社長はすぐにキレて高圧的な態度をとる人で、小さな会社なので人事的なこともすべて社長一人の判断で決められるので、A君の口笛もしゃっくりも自然と止まるようです。

なのに社長がいなくなった途端、口笛がはじまり、ヒック、ヒックとしゃっくりがはじまります。

A君の直属の上司も先輩たちも優しすぎるのでしょうか?
それとも、そんな非常識なA君を教育もせず見放しているので酷い先輩たちなのでしょうか?

少なくとも私の感覚では社長どころか上司や先輩にも失礼があってはいけないと思っています。
無意識に身体がそう反応しています。
なので社長に限らず上司や先輩が一人でもいたら私は会社で口笛など吹けないでしょう。
自分よりあきらかに下の人間しかいないというシチュエーションで、前述の条件がそろった時に会社の人の前で口笛を吹くかもしれません。

つまりA君は、事務所にいる人の中では自分が一番偉いとでも思っているのでしょう。

だから社長が来たら口笛をやめる。

また社長が外出などしたら(事務所に上司などがいても)口笛を吹きだす。。。

自分が会社の中でナンバー2だとでも思っているのでしょうか?

下から3番目なのでたぶん他の社員は誰もそんなことは思っていません。

私は上記のようなことを考えてしまいますが、おそらく本人はこんなこと一切考えずに、ただ口笛を吹きたいから吹いているだけだと考えられます(だから余計に腹が立ちます)。

またまた自分に置き換えて考えてみますが、たとえその場に自分より下の人間しかいなかったとしても、やはり職場で就業時間中に口笛を吹いたりはしないと思います。なぜなら、そんな私の態度を見た部下が、やがていつか真似をするようになるからです。つまり第2のA君を作り出してしまう可能性があるということです。そう思ってしまうとやはり職場で口笛を吹くということは、自分には理解を完全に超える行為として捉えられます。

“愛してる”の反対は“無関心”

A君に対して注意をせず放置しているのは、やはり酷い行為なのでしょうか?

とは言え、いくら先輩方が「静かにしろ」だとか「非常識だ」とか「周りに迷惑だ」と言ったところで本人にはピンとこないだろうし、そもそも先輩方をナメているわけだから、何を言ってもきかないでしょう。

注意したら注意したで、本人が無意識でやっていることだろうから、すぐには治らず何度も何度も指摘しなければならないだろうし、本人はなにが悪いか腑に落ちていないだろうから、「口笛を吹きながら仕事をしていたら注意されました。なにがいけないんでしょうか?」とどこかの質問サイトに書き込むのがオチです。

もはやこういう問題は生まれ育った環境やセンスの問題だと思いますので、本人が自分から治そうと思わない限りどうにもならないと思います。

音テロだけではなく、臭いテロ

冒頭にも書きましたが、A君は会社に泊まった翌朝、歯を磨きながらオフィスをウロウロします。
オフィス中に歯磨き粉のニオイを振りまきながら。

恋人や家族のならそこまで気にならないかもしれませんが、他人の歯磨きのニオイは予想以上に不快です。

会社でも手洗い場や給湯室など、水回りで昼食後に歯を磨くなどはわかりますし、普通のことだと思います。

ですが、朝一にオフィスであのニオイをかがされるのは、かなりキツイものがあります。

多分A君はこの【他人の歯磨き】のニオイをかいだことがありません。なぜならA君以外にこんなことをする人はいないからです。
なので、どんなに不快かわからないと思います。

これを注意しても、やはりA君にはピンとこないでしょう。

「徹夜明けで歯を磨いていたら注意されました。なにがいけないんでしょうか?」

こんな質問をされるくらいなら無関心を貫いた方がよっぽど精神衛生上いいように思われます。
私の直属の部下なら即刻止めさせますが。

仮に自分が徹夜明けで歯を磨いたとしても、皆が出勤しだしたオフィスをウロウロすることはしないでしょう。
ニオイをまき散らすのもはばかられますし、「俺は徹夜して頑張ってんだ」アピールをしているようにも感じられるので余計にはばかられます。みんなが出社してくる前に歯磨きは済ますでしょう。

みなさんはどう思われますでしょうか?

なにかよい解決策があれば教えていただきたいと思います。


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20年以上サラリーマンをやってきた経験をもとに、いろいろな角度から役に立ちそうな情報を発信していけたらないいなと思っております。
また、【人生全部コンテンツ!】という考えのもとに、トレードのことや料理のこと、プラモデル作り、ラジコンのことなど趣味についても発信していきたいと思います。
人生ってホント「悲喜交々」。そして「人間万事塞翁が馬」と思うことも多々あります。あまり難しく考えず「川の流れのように」「時の流れに身をまかせ」て生きていければと思っております。

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