ホビーラジコンをやっているとどうしても避けて通れないのが【オプション沼】ですね。
自分のマシンにいろいろなオプションを追加して、性能アップや耐久性アップ、ドレスアップを楽しむってやつです。
最初のうちは
「キット標準で充分」
とか、
「あんまり青くしたくないんだよね」
とか言ってオプションを買わないように自分に言い聞かせているのに、いつの間にか
「壊れにくくなった方がいいよね」
とか、
「バッテリーが長持ちした方がいいよね」
とか自分の中で言い訳を考えて、いつの間にか
「ホビーラジコンなんだからオプションを入れて楽しまないと」
とドツボにハマっていくんですね。
でもこれは決して悪いことではないですよね、そもそもそうやって楽しむものですから。
逆に私は感心します、<キット標準>という状態に。
なぜなら、そのままでもそこそこ楽しめる状態でありながら、オプションを追加したくなるようにちょっとだけ不満が出るような部分をあえて残しているからです。普通に公園で走らせるには必要十分でありながらも、ちょっとだけ物足りない部分がある状態です。
食べ物に例えるなら、ランチにオシャレなお店に入ってしまってワンプレートランチを頼んではみたものの、量がちょっと少ない、、、有機野菜のサラダやキッシュなどは確かに美味しい、でも、男にはちょっと量が足りない、、、デザートを追加するべきか、これでやめておくか、、、でもこれではまたすぐにお腹がすくのはわかっている、、、これが<キット標準>というものだと思います。
かえって分かりにくくなりましたかね?
気軽に楽しむ分には十分でも、ちょっとアレコレ考えだした瞬間に「あのオプションを入れないと・・・」となるわけですね。このギリギリの状態、[初めて走らせる人には十分満足だけど、すぐに物足りなくなる]という商品を作るあたり、メーカーの美学といいますか、罪深いものを感じます。
ちょっとお金がある大人ならすぐに“フルオプション”とか出来てしまいますし、フルにしなくても一つひとつのオプションは1000円前後だったりするので、「ちょっと買ってみようかな」と思ってしまったりします。
そんな私ももれなくオプションや小物類を買い足してしまっているので、今までに購入したものをまとめてみたいと思います。
ちなみに所有しているシャーシはTAMIYA TT-02BとXPRESS XQ1Sですので、それに関係するオプションになります。
- OP-497 TT-02B/TT-01フルベアリングセット
- SP-1000 ハイトルクサーボセイバー
- OP-1539 TT-02B ターンバックルオールセット
- OP-569 クランプ式アルミホイールハブ (6mm厚)
- OP-570 クランプ式アルミホイールハブ (4mm厚)
- OP-587 φ5mmシムセット
- はんだ付け関連
- サーボリードコネクタ
- REEHUT マーカーコーン 25枚組ディスクコーン トレーニングコーン
- タミヤ OP.1185 4駆前輪 デュアルブロックタイヤ K (62/25) 54185
- タミヤ OP.1186 後輪 デュアルブロックタイヤ K (62/35) 54186
- タミヤ OP.880 前輪ラージディッシュホイール (62/25) 53880
- タミヤ OP.881 後輪ラージディッシュホイール(62/35) 53881
- TRF No.182 4mmセレーションホイールナット (ブラック・8個)
- ステンレスヘックスビスセット タミヤTT-02B用 STD-362
- TT-02B カーボンダンパーステー (F・R)(OP.1754)54754
- OP.1574 TT-02 アルミレーシングステアセット (54574)
- OP.791 DF-02 アッセンブリーユニバーサルシャフト(53791)
- OP.1977 TT-02 アルミサーボマウント
- OP.1862 サーボ用アルミ段付ビス(4本)
- OP.1558 TT-02 アルミモーターマウント
- OP.1993 TT-02B/DF-03 アルミダンパーセット
- OP.1358 RS-540 トルクチューンモーター
- OP.671 TT-01 フロントワンウェイユニット
- OP.590 TB-01 強化フロントワンウェイ用カップジョイント
- OP.927 DF-03 セッティングスプリングセット
- G-FORCE ジーフォース ZERO CIRCLE LCG 7.4V 5400mAh 75C
- バッテリー用L形コネクター(4mm)
- OP.443 シリコンダンパーオイルソフトセット
- OP.663 ボールデフセット(TT-01、TGS)
- [1-8S]G.T.Power リポバッテリー チェッカー リポバッテリー 放電 リポ バランサー
- OP.1575 TT-02 アルミステアリングブリッジ
- OP.1501 TT-02 アルミプロペラシャフト
- OP.1502 TT-02 アルミプロペラジョイント
- VOICE(ヴォイス) 電動ドライバー RAQUL(ラクル) ボール型グリップ
- OP.1500 TT-02 ハイスピードギヤセット (68T)
- No.85 RCツール8本セット(74085)
- OP.942 3×42mm ハードターンバックルシャフト(2本)
- バギー用5mm強化アジャスターレンチ
OP-497 TT-02B/TT-01フルベアリングセット
まぁ、ホビーラジコンをやるのはボールベアリングを使いたいからやっているといっても過言ではないのでしょうか(そんなことはないですね)
いずれにしても、プラベアやメタルの軸受けをボールベアリングに替えたくなるのは人間の性なのではないでしょうか。
単純にメンテナンスのことだけ考えたらプラベアのままの方がまだいいと、GAGAの高橋さんがおっしゃっていました。なぜなら、ボールベアリングはメンテナンスが必要だからです。定期的に注油したり、掃除したり、ゴリゴリになっていないか確認したり、、、ゴリゴリになっていたら交換したりといったことをやらないといけません。
走らせるたびにちゃんと掃除したり、メンテナンスしたりといったことが出来ないのであればプラベアの方がトラブルが少ないということです。
たしかにおっしゃる通りだとは思いますが、それでもボールベアリングに交換したいのが人間の性。こればっかりは仕方がないですね。
SP-1000 ハイトルクサーボセイバー
ご存知の通りサーボを守るためのオプションですが、想定外の効能がありました。
それは直進安定性のアップです。
TT-02Bキット標準のサーボセイバーですと、フニャフニャなため前輪に衝撃があった際はサーボを守ってくれそうですが、フニャフニャなため真っ直ぐ走ってくれません。やはり直線を真っ直ぐ走ってくれないと面白くないので、ステアリングをシッカリさせるためにもこのオプションは必須だと思います。
XQ1Sにハイトルクサーボセイバーを付けてみた
TT-02Bとは逆にXQ1Sはキット標準の状態ではダイレクトサーボホーンがついています。
これでは前輪がヒットした際にサーボがダメージを受けてしまいますのでサーボセイバーを付けた方がいいということになりました。
このハイトルクサーボセイバーというオプションですが、タミヤの製品ではありますが、他社のラジコンにも取り付けることができます。
ハイトルクサーボセイバー 漢塗り
このハイトルクサーボセイバー、説明書には書いてないとても大事なことがあります。
そもそもこのハイトルクサーボセイバーというものの仕組みは金属のバネを3枚重ねている構造になっています。その金属のバネが重なっている部分がスムーズに動かないと本来のセイバーとして機能しません。そこでバネとバネの間にグリスを塗った方が良いそうなのですが、説明書には一切そのことは書いてありません。私はYoutubeの視聴者さんから教えていただき初めてこのことを知りました。
そのグリスを塗ることにフォーカスした動画が下の動画です。
OP-1539 TT-02B ターンバックルオールセット
ターンバックルオールセットを導入した理由は大きく2つあります。
・キャンバー角を調整したかった
・サブトリムをきっちり合わせたかった
まず1つ目の“キャンバー角を調整したかった”ですが、TT-02Bをキット標準で組み立てると若干ポジティブキャンバーの状態になります。
私のような初心者でも見た目にカッコ悪く感じますし、コーナーリングもなんとなく安心できません。
少しでもネガティブキャンバーにしたかったというのが理由です。
もう一つの理由“サブトリムをきっちり合わせたかった”ですが、これはサーボホーンとステアリングワイパーのあいだのロッドがキット標準では調整出来ないものなので、サブトリムの調整でステアリングワイパーが真っ直ぐになるようにしなければいけません。そうなると、サーボホーンとステアリングロッドが90度の位置関係になるようにはできないということになってしまいます。
まぁ、そもそも8の字もまともに走れなような私がこんなことを気にしても仕方がないといいますか、その前にもっと走らせて練習しろ!という感じなのですが、無駄に歳を取っていて理屈っぽいというのと、メカニズムなどに興味があるため“サブトリム”についてはかなり勉強して、その効用を知ってしまったのでキッチリ合わせないと気が済まない体になってしまったのです。
と、ここまでターンバックルオールセットを導入した理由をもっともらしく書いてきましたが、真の理由は実はちょっと違ってまして、本当は、ハイトルクサーボセイバーを導入したことによって、キット標準のステアリングロッドが取り付けられなくなり、止むに止まれぬ事情から導入に至りました。
ですが、このオプションを導入したことによって調整できる箇所が一気に増え、自分のやりたいように調整出来るようになったので、これも必ず入れた方が良いオプションだと思います。
OP-569 クランプ式アルミホイールハブ (6mm厚)
OP-570 クランプ式アルミホイールハブ (4mm厚)
OP-587 φ5mmシムセット
はんだ付け関連
goot(グット) ハイパワー セラミックはんだこて CXR-100
白光(HAKKO) セラミックヒーターはんだこて専用こて台
goot(グット) 模型工作用 鉛入りはんだ Φ1.2mm スズ50%・鉛50% ヤニ入り SD-66
goot(グット) はんだ吸取線 2.0mm幅 ステンレス口金付き ディスペンスケース入り 2m巻き CP-20Y
サーボリードコネクタ
ホーザン(HOZAN) 圧着工具(オープンバレル型コンタクト用) 圧着ペンチ P-706
サーボリードコネクタを作る時に必要になります。
サーボコネクター・SANWA\/JR(オス\/2ペア) [イーグル模型][#3331V2]
いろいろなメーカー向けの商品がありますが、このサンワ向けのコネクタにしておけばどの受信機にも挿せるそうです。
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